㉞『99.4%』
新年明けましておめでとうございます。
こんにちは、小野塚ノブオです。
今年もよろしくお願いします😉
この場を借りてまた今年もどーでもいい話を書いていこうと思います。
まず去年のクリスマスに僕の友人がパクられてる駒込警察に面会に行ったのですが、受付けの職員さんも留置課の担当さんもみんな良い人で、ちょっとビックリしました。
駒込警察まさに神対応!
親切丁寧に対応してくれて感謝。
こういう警察署もあるんですね。
これは僕の想像なんだけど、多分デカさんも人情味溢れる人がいると思いますよ。
面倒見とかもちゃんとしてくれるような。
根拠もあるんです。
面倒見というのは……いや、やっぱり説明するの面倒くさいので省きます。
さて、
去年の年末に、あのカルロスゴーンさんが保釈中に日本からレバノンに逃亡したというニュースが流れました。
年明け早々、正月もそのニュースばかりでした。
検察側の立場に立って言うとそもそも保釈を許した事自体が失敗だと思いますけどね。
まあ、こればかりは裁判所の判断ですから何とも言えません。
レバノンと日本には逃亡者を引き渡す条約が無いそうで実質ゴーンさんの逃げ勝ちになりそうです。
裁判所、税関、弁護士の失態です。
そして年明けになぜか検察はゴーンさんの奥さん、キャロル夫人を偽証罪で逮捕状取ります。
意味分かりません。と、言うか意味あるんでしょうか?
一緒にレバノンにいるのに、どうやって逮捕するつもりかな?
カルロスゴーンさんは仲間と一緒に楽しく年明けパーティーやってる画像が公開され、各国のメディアを呼んで記者会見を開きました。
爆弾発言があると言われてたので僕も楽しみにしてたのですが、フタを開けてみたら去年の吉本興業の岡本社長の記者会見と変わらないくらい中身の無い記者会見でした。
おまけにイラクの米軍基地へのイランからのミサイル爆撃について、トランプ大統領の会見が控えてたため世界はカルロスゴーンどころではなかった。
ある意味そっちの方が〝爆弾発言〟だったわけです。
ただそこでゴーンさんが強調したのは日本の司法制度の批判です。
これは逮捕・拘留・取り調べを受けた経験がある人なら誰でも心当たりある事ばかりなんですが、ゴーンさんのように世界中に発信した人は初めてだったので、検察や法務省は焦ってしまったんですね。
翌日になって法務大臣はゴーン発言に反論する声明を発表。
このお互いの意味ないコメントは我々から見るとただの言い訳にしか聞こえない。
まずカルロスゴーンは被告人であって有罪が確定した犯罪者ではない。
今後の裁判によっては無罪になる可能性も充分あり得るわけです。
なのに逃亡してしまった。
これは「私は有罪です」と言ってるようにしか見えない。
逃亡の理由として「家族にも会えない」「自由が無い」と言ってますが保釈されてるんだから言い訳にしか聞こえないんですよね。
「窓のない小さな独房で弁護士の立会いもなく一日8時間取り調べを受けた」
と言ってました。
8時間というのは嘘か本当か分かりませんが、弁護士の立会いが無いのは本当だと思います。
でもそれが普通です、日本ではね。
逆に弁護士がいたら面倒くさくないかな?
「窓のない小さな独房」ってどこだろう?
東京拘置所で窓がないのは手錠かけられてブチ込まれる保護房だけです。
保護房とは暴れる者を閉じ込める懲罰房の事ですが、ゴーンさんが保護房に入れられる事は考えにくい。
だからこれは嘘じゃないかなと思います。
検察側からしたら日本の司法制度は推定無罪(疑わしきは罰せず)の原則ではなく、「疑わしき者を罰せよ」という推定有罪のシステムであると暴露されたような形になりました。
だから必死に言い訳するわけですが法務大臣は「逃亡せずに裁判で無罪を証明するべきだ」と会見で発言しました。
推定無罪というのは無罪を証明する必要はない、裁判は検察が有罪を証明する場なのだとジャーナリストがネットで言ってます。
ゴーンさんが言ってた日本の有罪率99.4%というのは逮捕・起訴されたほぼ全員が有罪判決を受けるという意味ですが。
それは果たして日本の検察が優秀なのか?それとも起訴したからには何が何でも有罪に持って行くという司法制度の姿勢なのか?…
こりゃ本当に冤罪を生みやすい社会なのかも…。
お互いに言い訳ばかりなんですが、この事件をきっかけに保釈制度が厳しくなったり、拘留や取り調べのやり方が見直されたりするかもしれません。
良い方向に行けばいいのですが。
ゴーンさんは逮捕されてからずっと人間扱いさられなかったと言ってました。
当たり前です。
拘置所だって刑務所だって人間扱いなんかしてくれませんよ。
彼の実父も殺人で逮捕されて刑務所から逃亡したらしいので親譲りなのかも。
でももう日本で拘留される事はないと思います。
インターポールの銭形の父っつぁんにしか逮捕できないでしょう。
逮捕した被疑者から何とか自供を引き出すために、拘留期限が切れたら容疑を小出しにして再逮捕を繰り返す。
逮捕したからには長期にわたる取り調べで何としても罪を認めさせる。
この国で生まれ育った我々には当たり前のように見える司法制度も、世界から見たら歪んでるのかもしれませんね。
それをどう判断するかは僕らの自由です。
正月早々、暗い話しで申し訳ありませんが、僕達は好きでこの世に生まれてきたわけではないので、せめて生きてる間は自由でいたいと思う事は当然の事なのです。
その事を皆さん、忘れずに。
と、言うわけでライブのお知らせです。
1月23日(木) 荻窪クラブドクター
open 19:00 start 20:00
¥2,000+1D(¥500)
open〜startまで¥1,000で3drinkチケット販売
20:00〜カナリア時限爆弾
20:40〜さちこ
21:20〜Grasshopper
新春一発目は今年もクラブドクターから。
今回はトップで出演。
二番手は以前カナ爆でギターを弾いてくれたさちこさんのソロ。
1月26日(日) 高円寺ペンギンハウス
open 18:00 start 18:30
charge¥1,900+drink
Dirty Waters/岡村イチロー軒/カナリア時限爆弾/安田兄弟/OWLS
久しぶりのペンギンハウス出番は20:10の予定。
ペンギンハウスの元マスターのアロウさんが昨年末、事故で亡くなりました。
ご冥福をお祈りします。
2月1日(土) 三鷹バイユーゲイト
open 19:00 start 20:00
¥1500+drink
ザ・ファビュラス・ベイカー・ボーイズ
カナリア時限爆弾
ザ・ハンキー・パンキー
三鷹のバイユーゲイトという店は初めて出る場所です。
今回はWax山本君からのお誘い。
僕らの出番は2番目、21:00前くらいになると思います。
2020年のライブ始めはまずこの3本からです。
皆さん今年もよろしくお願いします🤲
ライブ来てね〜
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