242018.05⑥ 『スポーツ界の明暗』 こんにちは、小野塚ノブオです。最近、話題になっているスポーツ界のニュースから思う事がいくつかあります。まずは日大アメリカンフットボール部の悪質タックル事件です。僕は実はアメフトという競技は全然分かりません。試合も見た事ないし、ルールも知らないし、ラグビーと何が違うかも分かりません。ただ今回の事件はスポーツ界全体に通じる問題なのだと思います。 名門大学のスポーツクラブの中で、監督やコーチの存在がどれだけ強大なのか分かりませんが、監督の命令は絶対であり監督が「黒」と言ったら白いものも「黒」であるという考え方は、チームの統制にとっては有効なやり方ではあります。自衛隊、警察組織や刑務所の中も・暴走族の世界も似たような体育会系の統率方法が取られています。これはとても軍隊的な考え方です。スポーツ界には昔からこういう考え方が普通にあります。だからそれを利用して自分の欲やワガママを通そうとする者もいると思うのですが、それが問題となった時に「いや、私は知らない」「そんな指示はしていない」と保身に回る事こそが問題なのです。絶対的な権力者でありカリスマであるなら「私が指示した。何が悪い?」 とか「私が指示した。どうもすみません。」とか言ってほしいですね。「軍隊的な教育はしますが自分は保身に回ります」じゃ誰も納得してくれないのは当たり前ですよ。上の人間の権力が強大で統率が取れているチームが必ずしもその世界で強いチームになるとは限りません。監督に反抗するくらいのヤンチャな奴の方が試合で良いプレーする事もあるんじゃないですかね。先日会見を開いた日大の選手はこの会見が謝罪の第一歩だと言ってましたが、同時に僕は反逆の第一歩だと思いました。選手生命を奪われたんだからもうメチャクチャ権力叩きに走ればいいのになと思います。組織は個でできてるので個は組織を破壊する事ができるはず。カリスマだったら下の者から尊敬されなきゃ。権力は自分で奪い取ったのではなく周りの人達から与えられたものだと自覚しなきゃ。選挙の時だけ頭を下げて当選したらふんぞり返ってたら誰もついて来なくなりますよ。アメフトの問題については他にも色々と思う事があるのですが別の話題に移ります。次は海の向こうで活躍している野球選手について。子供の頃に野球をやってた時は四番でエースなんて当たり前のようにいました。中学、高校くらいまでは普通にいますよね。桑田や松坂なんかも甲子園では打撃も評価されてたし、でもプロの世界ではそれは通用しないと言われてきました。打者と投手を両立できるのは野球センスの問題だと思いますが、プロの世界ではセンスだけでは生き残れないのでしょう。実際、僕達も野球をやってた時は四番でエースなんて子供っぽいと思っていました。大人になったら通用しないと信じてました。でもそれを覆す奴が現れた。しかも投げるのも打つのも高いレベルでメジャーにも通用する。20年位前だったら考えられない事です。大谷翔平選手は現代の野球少年たちの大きな希望ですね。僕が子供の頃にあんな選手がいたら多分人生変わってた奴がいっぱいいたと思いますよ。今思うと昭和の時代には器用な人よりも、あるひとつの道に秀でてる者が成功した時代だった気がします。でも今は世の中がもっと複雑になり色々な事に同様に対応できる能力が求められてる時代なのかも。これから色んな世界で大谷選手のような凄い人が現れるかもしれません。イチローや大谷のように間違いなく歴史に残る大スターをリアルタイムで見れる子供たちは夢が広がりますね。僕は金田正一も村山実も現役時代を知らないからなあ。長くなりましたが今回はここまで。5月26日(土)は阿佐ヶ谷のロックバー89で恋の奴隷ライブです。20:00から。共演はカブトとヤス&金ちゃん。30日(水)はクラブドクターでカナリア時限爆弾、6月1日(金)も稲生座でカナリア時限爆弾+白子ちゃん。みんな遊びに来てね~ヨロシク。小野塚ノブオの警視庁24時小野塚ノブオによる小野塚ノブオ目線のblogです。フォロー2018.06.19 21:49⑦『命の重さ』2018.05.03 06:01⑤『曖昧な民族』0コメント1000 / 1000投稿
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